【アウトライン】

  1. ザアカイはなぜ取税人という「乗り物」を選んだのだろうか。
  2. ザアカイが「乗り物」を得たかわりに失ったものはなんだろうか。
    1. 人間関係
    2. 自分との関係
    3. 神様の関係
  3. ザアカイはどうしたらいいのか
  4. この後ザアカイはどのように生きていったのか
  5. 私たちはどのように生きていくべきか

 

【聖書箇所】

ルカ Luke 19:1-10

1 それからイエスは、エリコにはいって、町をお通りになった。

2 ここには、ザアカイという人がいたが、彼は取税人のかしらで、金持ちであった。

3 彼は、イエスがどんな方か見ようとしたが、背が低かったので、群衆のために見ることができなかった。

4 それで、イエスを見るために、前方に走り出て、いちじく桑の木に登った。ちょうどイエスがそこを通り過ぎようとしておられたからである。

5 イエスは、ちょうどそこに来られて、上を見上げて彼に言われた。「ザアカイ。急いで降りて来なさい。きょうは、あなたの家に泊まることにしてあるから。」

6 ザアカイは、急いで降りて来て、そして大喜びでイエスを迎えた。

7 これを見て、みなは、「あの方は罪人のところに行って客となられた。」と言ってつぶやいた。

8 ところがザアカイは立って、主に言った。「主よ。ご覧ください。私の財産の半分を貧しい人たちに施します。また、だれからでも、私がだまし取った物は、四倍にして返します。」

9 イエスは、彼に言われた。「きょう、救いがこの家に来ました。この人もアブラハムの子なのですから。

10 人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです。」